2011年11月16日

ヒトの魅力P File15 〜“和”を大切に。いつもありがとう!〜

ヒトの魅力@かわねほんちょう
 
〜目指せ100人! プロジェクト〜


File15 上田まり子さん

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笑顔のステキな女性に出会いました。

実はこの方、File14で紹介した生田八朗さんの妹さんなんです。
インタビューをお願いすると「いいよ〜、じゃぁ今からおいで〜」と快諾。

その気前の良さに驚きつつも、
「どんな人なんだろう?」とワクワクしながらお宅へ向かいました。



神東:お兄さんの生田八朗さんからのご紹介ですが、
    上田さんもブルーベリーを作っているそうですね?

上田:兄の影響もあって始めました。 今年(2011年)で3年目で、
    40本から始めたブルーベリーの木も今では250本になりました。

神東:いただいた名刺の裏に
    「なま ぶるーべりー、ぶるーべりージャムの自家生産販売」とあるんですが… 
    「ブルーベリー(カタカナ)」ではなく「ぶるーべりー(ひらがな)」なんですね。

上田:趣味で姓名学をやっているので、ネーミングにはこだわってますね。
    孫の名前も私がつけたくらいです(笑)

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↑ お手製のぶるーべりージャム。ラベル右下に“ありがとう”の文字が。

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↑ 「川根茶.楽楽ティーパック」 ここでもネーミングセンスを発揮!


神東:お茶とぶるーべりーのほかに作っているものはあるんですか?

上田:おぼた(おはぎ)、お蕎麦、お餅、お赤飯も作ってます。
    自宅を改良して加工所まで造っちゃって(笑) 
    83歳の義母(旦那さんのお母さん)といっしょにやってるんですよ。

神東:おばあちゃん、元気ですね〜! 作ったものはどこで売ってるんですか?

上田:お茶とぶるーべりージャムは全国の知り合いに販売・発送してます。
    生のぶるーべりーとお餅、お蕎麦、お赤飯は
    近所の「もりのいずみ」という温泉施設に置いてもらったり、
    義母と一緒に移動販売で町内の各地域を回ったりしています。

神東:移動販売ですか? 

上田:これは平成7年(1995年)から16年間続けています。
    口コミで評判が広まって、楽しみに待ってくれているお客さんもいるんです。

    メニューは八木そば、おぼた(おはぎ)とお餅。
    お餅作りは八木地区の70代の女性二人が手伝いに来てくれるので、
    その日についたお餅をお客さんに持っていくようにしています。

    お餅の商品名も私が付けました。

    「うれしい気餅(白い餅)・楽しい気餅(よもぎ)
    しあわせ気餅(キビとよもぎのミックス)」
と3種類あるんですよ。

神東:食べたら本当に「うれしい、楽しい、しあわせ!」な気分になりそうなネーミングですね。

    それとさっきから気になっていたんですけど、餅・蕎麦・赤飯に
    全部「お」をつけているのも上田さん流のこだわりですか?

上田:そのほうが何となくかわいらしいでしょ? 
    あえて「ぼたもち」と言わず「おぼた」だったりね(笑)

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神東:生産・加工・販売と何かと忙しいような気がするんですが…

上田:春はお茶、夏は八木キャンプ場の手伝い、
    お盆にはおはぎの注文が殺到して、秋は彼岸でおぼたを作り、冬はお蕎麦やお餅…
    一年中やることがあって、それができる舞台(加工所)が揃っていて、
    本当に恵まれているというか、ありがたいことだと思います。

 
神東:それだけやることがあると、趣味の時間ってなかなか取れないんじゃ?

上田:そんなことないですよ。姓名学のほかにも占いも独学でやってるし、
    北は北海道から南は沖縄まで津々浦々に友人がいて、一緒に旅行もしてます。

神東:ひぇ〜〜、なんというパワフルさ! 
    では、地域のことでかかわっていることはありますか?

上田:昨年(2010年)から八木地区の民生委員もやらせてもらっています。
    毎月イベントを企画・準備したりして大変ですけど、
    人との関わりや知識も増えて勉強になります。

    何より、年代を超えて私を頼りにしてくれる人がいるというのが嬉しいですね。

神東:なんというか、上田さんってとても謙虚ですよね。
    そんな上田さんが普段の生活の中で大切にしていることって何ですか?

上田:う〜ん、「和」かな?

神東:「調和」「平和」という意味の「和」ですか?

上田:そうです。どうせ生きるなら
    「うれしい、楽しい、しあわせ!」で、泣くより笑っていたいじゃないですか。

    人とあまり争いたくないんです。
    考えてみると、義母とも一度もケンカしたことがないなぁ。



↓ そんな上田さんの選んだ“納得”のひと言

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<取材後記>

また会いたくなる笑顔。
幸せがにじみ出ている笑顔。
思わずうれしくなっちゃう笑顔。

そんな笑顔の持ち主が川根本町にいました!

パワフルながらも、
「自分が自分が!」とガツガツせず謙虚で自然体。

「素敵だな〜、見習いたいな〜」と素直に思っちゃいました。

名刺の裏に書いてあったフレーズ
「自然の恵みに感謝して、こころを込めてお贈りします」
「ありがとう」


これが上田さんの人となり表しているんじゃないでしょうか?

「あぁ、私に足りないのはこの 『笑顔と謙虚さ』 だ」と
我が身を振り返るきっかけにもなりました。

上田さん、本当にありがとうございました!

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取材日:2011年8月23日
文責:緑のふるさと協力隊 神東美希

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2011年11月15日

ヒトの魅力P File14 荒廃茶園をブルーベリー畑に!

ヒトの魅力@かわねほんちょう
 
〜目指せ100人! プロジェクト〜


File14 生田 八朗さん
  (一級建築士、ノンキ堂 生田商店店主、映画「劔岳・点の記」資料館館長)

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お友達紹介形式(テレフォンショッキング形式)でつながるこの企画。

今回の主人公は、File11殿岡邦吉さんからのご紹介。
千頭(せんず)地区で「ノンキ堂 生田商店」をむ生田八朗さんです。

どうやら生田さん、ノンキ堂の店主としてだけではなく
いろんな顔(肩書き)を持っていらっしゃるようです。

どんなお話が聞けるのでしょうか…


神東えーっと、何からお聞きしたらいいのでしょうか? (笑)

生田「劔岳(つるぎたけ)・点の記」のことからお話しましょうか? 
    この小説や映画についてはご存知ですか?
 
神東タイトルは聞いたことがあるのですが… すみません、よく知らないんです。

生田:原作は新田次郎さんの小説で、同名で映画化されたんですが…
    明治40年、日本地図を完成させるために
    困難な劔岳の測量に挑んだ男たちの物語(実話)です。
   
    その測量隊の一人として劔岳に初登頂したのが、私の祖父・生田信(のぶ)なんです。
    映画では松田龍平さんが演じました。

神東ええっ! そんなすごい方がおじい様なんですか? 

生田:昭和52年(1977年)に小説「劔岳・点の記」が出版されて、
    我が家に新田次郎先生の直筆サイン入りの本が送られてきました。
    祖父の名前が物語の随所に登場していたので、気分が高揚して一気に読んだものです。

    それで祖父の功績を我が家の貴重な記録として語り継いでいきたいと思って、
    「ノンキ堂 生田商店」の一角に「劔岳・点の記」コーナーを設けました。

神東そうだったんですね。どんなものを置かれているんですか? 

生田:祖父が劔岳に初登頂したときの古い写真や新聞記事、
   映画の関連資料などを展示しています。
   ここは「大井川流域まちかど博物館」のひとつに指定されているので、
   たまに訪れてくれる人もいるんですよ。
   そんなときは館長として詳しい説明をしたり、質問に答えたりもしています。

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↑ 「劔岳・点の記」コーナー。映画のポスターには木村大作監督の直筆サインが!

神東生田さんご自身も劔岳に登ったんですか?

生田:昭和56年(1981年)、無謀にも初めての山登りで劔岳に挑戦したんですが、
    祖父の写真を持って頂上に立てたことは感慨深いものがありましたね。

神東なるほど! ご自身も劔岳の過酷さを体験しているからこそ、
   館長としてリアルな説明ができるんでしょうね。


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↑ ノンキ堂 生田商店の看板。

神東ところで、この「ノンキ堂 生田商店」というのは、
   おじい様が始められたものなんですか?


生田:そうです。昭和6年に開店しました。
    食料品や生活用品などを扱う商店ですが、今は「劔岳・点の記」コーナーや
   「NONKI do Sweets」のコーナーも設けています。

   「NONKI do Sweets」の名前が出たので、
   ブルーベリーのこともお話しないといけませんね。
 
神東生田さんがブルーベリーを作っているという話は聞いたことがあります。
   どういう経緯で始められたんでしょうか?


生田:ご存知のとおり川根本町はお茶処で、私もお茶を作っています。  
    しかし最近はお茶が低迷して売れなくなってきたこともあって、
    お茶以外の地場産品を開発するために試行錯誤したんです。
    アンズやウド、トマトなど、いろいろ試してたどり着いたのがブルーベリーでした。  

神東ブルーベリーを選んだ理由は何ですか?

生田:ブルーベリーの収穫時期は6月中〜8月いっぱいで、お茶の一番茶(5月)、二番茶(6月)と
    そんなにかぶらずに作業できます。
  
    それまでブルーベリーの木も実も見たことすらなかったんですが、
    自分でいろいろ調べ、2000年にブルーベリー畑を作りました。
    茶畑と合わせると面積は3000坪(1町歩=約1ha)です。

神東ご自分の畑で作ったブルーベリーを使ったスイーツが
   「NONKI do Sweets」というわけですか? 


生田:今年(2011年)の4月からブルーベリーの加工場でジャムやお菓子を作り始めました。
    私はお菓子作りは素人ですが、娘二人(名古屋と岐阜在住)が多少経験があるので
    手伝ってくれています。
    そうしてできた製品を「NONKI do Sweets」として店頭で販売しているんです。

神東 お客さんは川根本町の人が多いんですか?

生田:店頭売りではそうですが、通販では島田市や静岡市の人たちも買ってくれたりしています。
    もともとお茶のお客さんだった人たちからネットワークが広がってるようです。
  
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↑ 店内に並んだNONKI do Sweets(ノンキ堂スイーツ)


神東「ノンキ堂 生田商店」も経営して、お茶やブルーベリーの栽培・加工・販売まで
   手掛けるとなると、かなりお忙しいですよね?


生田:実はそれだけじゃないんです。
   私の本業は一級建築士で、このブルーベリー加工場も自分で設計したんですよ。
    
   町内だと、森林組合会館や小長井集会所、徳山診療所なども設計しました。
   今は他の仕事が忙しくて、建築士としての仕事もだいぶセーブしていますが…

神東そうなんですか! まさかもうほかにはないですよね?

生田:まちづくり観光協会の副会長もやってますし、
    商工会の理事や千頭荒茶共同工場の組合長もやってます。
    他にもいくつか… なかなか自分の時間が持てないくらい忙しいですね。

神東体がいくつあっても足りないような気がするんですけど… 
    そこまでやる理由って何でしょう?


生田:私の好きな言葉は二つあって、ひとつは「パッション」です。
    何事にも情熱を持って取り組むということですね。
   
    建築士は何もない真っ白な状態から設計します。
    人とモノの両方を入れるのが建物ですから、
    いろんな世界を知らないと設計はできないんです。
    かなりの情熱がないとできない仕事でもあります。

    もうひとつはちょっと難しいですが
    「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉(たま)にす」という言葉です。
    (人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長すると意味)
   
    苦しくても何をやっても楽しむこと。それが自分を磨くということです。
    私は今66歳ですが、まさかこの歳になってマドレーヌを作ることになるなんて
    思ってもみなかったわけです(笑)

    60歳過ぎて新しいことにチャレンジする条件とタイミングに恵まれた。
    それを活かすことが自分に与えられた使命のようなものではないのかな?
   

神東そんな生田さんがこの先目指すことって何でしょうか?

生田:今はお茶が低迷して放棄茶園や荒廃茶園が増えたでしょう?
    それらをブルーベリー畑に変えたいですね。
    目指せ100町歩(約100ha)! といったところでしょうか?
    そのためには当然、行政のバックアップも必要です。
   
神東今の川根本町についてはどう見ていますか?

生田:昔は夢のあった時代もありましたが、今の川根本町は閉塞感が漂っています。
    行政はとにかく思い切って新しいことにチャレンジしないと!
    ある程度のリスクを背負ってやらないことには、現状を打破できないと思いますよ。
   
    町自体に魅力がないわけじゃありません。
    自然、温泉、SL、お茶とトータル的に見たらけっこうあるんですよ。
    でも、外から来る人への受け入れ態勢ができていない。
   
    観光でもお茶でもそうですよ。
    来てもらおう、飲んでもらうという姿勢が足りない。
    本当の意味での“もてなしの心”が必要だと思います。
   

神東ありがとうございました! 最後にひと言お願いします。

↓ 生田さんからのメッセージはやはりコレ!

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<取材後記>

初めて訪ねっていった日、
生田さんはブルーベリー加工場での作業まっただ中で、多忙を極めていました。

「これはインタビューどころじゃなさそうだ」とその日は断念したのですが
後日、生田さんから「今日なら空いてるよ」と連絡をいただき、インタビューが実現しました。

正直、「取っつきにくいのかな?」という第一印象でしたが、
インタビューでは実に丁寧にいろんなことを話してくださいました。

冷静で淡々とした話し方とは裏腹に、
生田さんの口から出た言葉は「情熱と自分磨き」。

そのギャップに驚きつつも、
いつまでも向上心を失わない姿に感動しました。

「荒廃茶園をブルーベリー畑に!」
まだまだ生田さんの情熱は尽きることはありません。

お茶畑(緑色)ばかりの景観にブルーベリー畑(紫色)が加わる日も
そう遠くはないかもしれません!


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取材日:2011年8月23日
文責:緑のふるさと協力隊 神東美希

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2011年11月02日

ヒトの魅力P File13 〜親孝行につなげるまちづくり〜

ヒトの魅力@かわねほんちょう
 
〜目指せ100人! プロジェクト〜


※このプロジェクトを一緒に進めているNPOツナグチカラの武藤さんの取材・執筆です※

File13 滝浪 利枝さん(旅館 求夢荘)

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寸又峡温泉には、「求夢荘」という素敵な名前の旅館があります。

そこの名物女将、滝浪さんを取材してきました。


― 地域振興の魅力を最大限に活用しようと
 「森林療法」や「マクロビオティック」などのまちづくりを図るプログラムに
 とても協力的な宿と聞いています。


「川根本町は自然や温泉など五感で癒すものがたくさんあるから、
 来る人の体にも癒しを提供していきたい。
 食は人間の体に入るものだから、それだけ気を使ってお料理を提供しています。」



― 旅館のパンフレットには、「つみくさの宿 求夢荘」と書かれていますが
  そのいわれは?



「『つみくさ』っていうのは、漢字で書くと『摘み草』でいわゆる山菜や山野草です。
 季節に応じて旬を食するつみ草には、 自然が育てた健康の源がやさしく含まれています。
 体にも癒しを、という意味でも昔のものや地の物にこだわりたい。

 ある意味、田舎くさい料理をだして、お客様から『これ何ですか?』と
 問われる位、他の旅館がやっていないことで、
 お客様とコミュニケーションをとっていきたいです」



もとは、静岡市で旅行の添乗員さんで働かれていた滝浪さん。


「『癒しの里 川根本町』って掲げているんだから、
 私の旅館で出来ることは出来る限り、
 癒しを求められている方を積極的に受けていきたい!」


と話す滝浪さんは、心身に障害を持たれた方への想いやりがとても強いのが伺えました。


その背景には自らのご家族の経験があり、
「命の大切さを伝えていく」使命に似た強い意思が感じられます。


「そのためには、自分に余裕がないといけないけどね(笑)」

と、受け答える滝浪さんは、とにかく明るく活発な女将。

なぜまちづくりに協力的なのとの質問に

「結局、親孝行のためかなぁ〜。
 両親が早死したから、その分、まちの発展のために力を使って、
 私を育ててくれたまちに貢献して、それが親孝行につながれば、
 っていう想いで行動していますよ♪」



これまで、この企画で取り上げた浜谷友子さん大石文江さんのように、
川根本町の女性は、元気にご活躍中!!!

まだまだ女性の知り合いが多くないので、
この先も女性の魅力を発信していきたいなぁ、と感じています。


さて、そんな滝浪さんの一言

ご家族で仲睦まじい1カットで!

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第3子が生まれるのです!!!
おめでとうございます \(^o^)/


いつも僕も何かとお世話になっているのですが
とても賑やかで楽しいご家族です。
 

旅館「求夢荘」のHPはコチラ


楽天トラベルの口コミ評価でも4.7点と、
ここまで高得点な宿、ぼくは初めて見ましたよ!
人柄が表れる「おもてなし」が評価につながっているのだと思います。

楽天トラベルのページ

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取材日:2011年8月24日
文責:NPO法人ツナグチカラ 武藤喜彦

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2011年10月31日

ヒトの魅力P File12 〜秘境駅の番人さん〜

ヒトの魅力@かわねほんちょう
 
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※このプロジェクトを一緒に進めているNPOツナグチカラの武藤さんの取材・執筆です※

File12 長島 勝さん(森林露天風呂&接岨峡温泉駅) 

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SLが走っているせいか、川根本町にはレトロな駅がたくさんあります。
「駅は世界」というブログが、写真きれいだし、分かりやすいです(^^)(他力本願www)

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今回は、そんな接岨峡温泉駅にいる名物おじさんを取材してきましたー。

秘境の温泉「接岨(せっそ)峡温泉」
お風呂にせっけんを入れてるかのようなトロッとしたお湯の質には、きっと驚くはず!
わざわざ秘境まで足を運ぶ価値はあります!

普段、長島さんはその接岨峡温泉駅の番人をしています。

↓ 降りてくるお客さんの案内をしたり

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↓ 電車の管理をしたり

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長島さんはこうした日常業務の他に、地域のことに、とにかく一生懸命

ぼくが知っている限りのことをあげると

・ 耕作放棄地の解消
・ 接岨峡で行われるイベント事
・ 町の民生委員

など、町の将来のために一生懸命、前向きに取り組まれています。

接岨阻峡の人たちと話をすると

「マサルくんが〜」「マサルさんが〜」と何かしら話しにあがるほど
頼られている存在です。

地域の活性化のことについて、長島さんが大切にしていることを聞いてみると

「ダメだぁ〜、ダメだぁ〜、と連呼するでぇ〜なくてぇなぁ〜、
 足りない所を、どぉ〜やってぇ〜補おうかぁ〜、って考えてやってこ〜よー」

って、川根弁で表現してみました。

おじいさんだけに弁がすごいですが、
この独特なかわね訛りが、すごく愛嬌が出てきて、暖かく聞こえてくるんです♡

観光の方や、他所から来た方にとっては、こうした訛りも
ひとつの地域の価値だなぁ、って最近感じます。
(なかなか聞き取りづらいのが、玉にキズですが・・・(^_^;))

長島 勝5.jpg

そんな長島さんの一言。

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一言と指定しつつ、一杯になっているところが、いかにも長島さんらしいところです(笑)


接岨峡温泉のことをこよなく愛し、地域の魅力を最大限に活用していきたい
長島さんのアツイ想いが、1枚のボードに込められているように感じた取材でした。


長島さんは、接岨峡温泉駅にいる他に、
この駅前の露天風呂付き民宿「森林露天風呂」を経営されています。
森林露天風呂のホームページはこちら

駅前に温泉がある! っていうのも、ローカル線が走る川根本町ならではの魅力です。

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取材日:2011年8月24日
文 責:NPO法人ツナグチカラ 武藤喜彦





posted by かつこ at 15:15| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒトの魅力@かわねほんちょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月11日

ヒトの魅力P File11 都会で味わえないものがここにある!

ヒトの魅力@かわねほんちょう
 
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File11 殿岡邦吉さん(民宿 茶どころ) 

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神東殿岡さんは実に多趣味だとうかがったのですが・・

殿岡:趣味は陶芸、釣り、狩猟、流木あかりアートなど、さまざまですね。
  なかでも陶芸は30年来の趣味で、10年ほど前から陶酔窯という窯で陶芸教室も開いています。

神東それはかなり本格的ですね! ご自分でも作品を作ったりされるんですよね?

殿岡:はい。自分の作った作品は「民宿 茶どころ」の館内にも展示したりしてますよ。

IMG_6519.JPG
↑ 玄関先に展示されているカッパの置物。これも殿岡さんの作品。

神東釣りというのは川釣りのことですか?

殿岡:そうです。昔は全国各地に出かけましたが、最近はもっぱら大井川でアユやアマゴを釣っています。
  「民宿茶どころ」の料理で出すアユは、私が釣った天然アユです。これがけっこう評判いいんですよ。

神東まさに川根本町の自然を生かしたおもてなしですね!
  今さらですが、殿岡さんの本業は「民宿 茶どころ」ということでよろしいんでしょうか?


殿岡:はい。うちはもともとは呉服屋や食料品店をやっていたそうで、3代目(先代)が30年ほど前から民宿を始めました。
  私は4代目で、今は妻と二人で切り盛りしてますが、水道・電気・大工仕事まですべて自分でやってますよ(笑)

神東趣味もそうですが、殿岡さんは手先がとても器用なんですね。
  本職に加えてたくさんの趣味があって、とてもお忙しいんじゃないですか?


殿岡:自営業なので、時間の融通は比較的つきやすいんですが、それでも時間が足りないくらいです。
  実は副業として、20年前から妻と二人でNTT電報配達事務所もやっているんです。

神東電報配達事務所ですか?

殿岡:祝電や弔電を配達する仕事です。以前は旧・本川根町が担当エリアだったんですが、今は川根本町全体を担当しています。
  電報っていつ入ってくるか分からないでしょう? だから家族揃って家を空けることができないんです。

神東本業に加えて副業まであるなんて! 
  いろんなことをやりたいのに時間が足りない、とおっしゃるのも無理ないですね。
  話は変わりますが「民宿 茶どころ」を始め、川根本町を訪れる人たちにこの町の魅力を伝えるとしたら、どんなところでしょうか?


殿岡:ひと言でいえばスローライフということですね。
 この町はのんびりしていて、時間がゆっくりと流れています。
 そういう生活文化そのものが一番の魅力だと思いますよ。それって他にはないものですから。

神東そうですよね。
  特に都会から来る人の中には日常生活から離れて自然に癒されたい、と思っている人も多いでしょうね。


殿岡:ただね、最近は日帰りの団体客が多いんですよ。
  それだとこの町の本当の魅力を感じられないんじゃないかな。
  少なくとも一泊、二泊してのんびり過ごしてほしいです。

神東昨今は川根本町への観光客もかなり減少していると聞きますが、この状況をどう思いますか?

殿岡:「観光客が本当に何を求めてこの町に来るのか?」をきちんと捉えないといけませんよね。
  たとえば、100人の日帰り客よりも50人が一泊してくれたほうがいいと思うんです。

神東そのほうが宿泊施設も潤うし、より川根本町を満喫してもらえるということですか?

殿岡:そうです。
  だから、不特定多数の人にPRするよりも「あなたに来てほしい!」とピンポイントで招待するほうが効果的じゃないかと。 
  この町を訪れる人には観光地だけではなく、山で暮らしている私たちの生活や考え方を知ってほしいですし、
  何より私たち自身が自分たちの生活に自信を持たないといけないでしょうね。
  ここには都会では味わえないものがたくさんあるんですから。

神東では、殿岡さん自身はずっとこの町で暮らしたいと思っているわけですか?

殿岡:私は生え抜きの川根人ですから、ここの生活が合ってるんです。
  趣味の釣りや狩猟、流木アートにしてもそうですが、ここにいるからこそできることを全部やろうと思ってます。
  それが私がこの町にいる理由です。

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<取材後記>

私は都会育ちでも田舎育ちでもない、中途半端な町育ちですが、
川根本町に来てから「ただそこにいる安心感」のようなものを感じ始めました。
この町の自然が、風景が、人が、ゆったりと流れる時間がそうさせてくれるのかもしれません。

この町にいるからできることを楽しんでいる殿岡さん。
「それがこの町に暮らす理由だ」と断言できる姿はカッコいいし憧れます。

そしてますますこの町や人を知りたくなりました。
「やっぱり町の魅力はそこに暮らす人々の魅力なのだ」と
殿岡さんのお話を聞いて再確認したのでした。


民宿「茶どころ」のHPはコチラ

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取材日:2011年8月9日
文責:緑のふるさと協力隊 神東美希

posted by かつこ at 15:15| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒトの魅力@かわねほんちょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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